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Wed, May 6, 2009

FrameMakerデータのヘルプ化手順(RoboHelp8を使用)

非構造化FrameMakerで作成されているドキュメントをヘルプ(MicrosoftHTMLHelpやWebHelp)に 変換する方法の検討。

Adobeのサイトの説明を読む限りは、 FrameMakerに対するサポートが充実しているような印象を受けるので、RoboHelp8 を使用してみる。

試用版をインストールして、軽くテストしてみたところ、 非構造化FrameMakerデータをRoboHelpのデータに変換(またはリンク)できる 機能は、ある意味優れいている。

しかし、印刷用に最適化されたFrameMakerを手直しなしで、RoboHelp経由でヘルプ化するのは、 画像を中心に 品質面では、かなり問題を感じた。

基本の考え方

illust

RoboHelpとFrameMakerは連携することができるが、 印刷用に最適化されたFrameMakerコンテンツをそのまま RoboHelpに持っていくことは無理がある。

そこで、 マニュアルデータをXML化し、構造化FrameMakerを使ってレイアウトすることで、 「印刷用に最適化したFrameMakerデータ」と 「ヘルプ用に最適化したFrameMakerデータ」とを ひとつのXMLデータからそれぞれ作り出すようにする。

そうやって作り出した FrameMakerデータのうち、ヘルプ用に最適化されたFrameMakerデータは、 RoboHelpにリンクすることで FrameMakerデータに生じた変更を少ない手間で反映する。

まとめ

内容の再作成 (非構造化から構造化へ)

非構造化FrameMakerデータを構造化FrameMakerデータに変換する主な作業。

  1. イラストの再作成
  2. 必要に応じたリライト
  3. 内容のXML化

イラストの再作成

ポイント1

構造化FrameMakerは、グラフィックと文字を重ねることができない。 そのため、 「引出線+キャプション」形式から 「引出線+番号(または記号)」形式にイラストを変更する。 (必要な場合は、関連する説明本文も修正する。)

ポイント2

イラストは、印刷用とヘルプ用両方に使用されることを考慮して再作成する。 具体的には、 ヘルプ用の低解像度に変換された場合に、必要最低限の品質を確保できる表現に改める。

リライト

イラスト変更にあわせて必要な場合は本文をリライトする。

内容のXML化

マニュアルの内容にあわせた独自のXMLを使用するか、 DocBookなどの既存のXMLボキャブラリを使用して、マニュアルをXML化する。

レイアウト開発(FrameMaker)

XSLT,EDD,テンプレート,RWRulesの定義・開発

ヘルプ用の開発(FrameMaker,RoboHelp)

ヘルプのための変更

ヘルプ用のレイアウトに最適化する。

主に、二段組み→一段組みへ変更、 画像の配置ルールの変更・画像形式の変更・解像度の調整等を行う。

RoboHelp FrameMakerデータのリンク

ヘルプ用に最適化したFrameMakerデータをRoboHelpからリンクして、 ヘルプコンテンツを作成します。

ヘルプの体裁を整え出力

目次・索引を追加し、WebヘルプやWindowsHTMLヘルプ等必要なヘルプ形式を 選択して出力します。

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