Friday, November 18, 2016 / Review, MacBook, Apple, doodle

MacBook Pro Late 2016

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やっと MacBook Pro がアップデートされましたね、もう半月も前の話ですが。
随分長い間、期待して待っていたのですが、新製品発表直後はどちらかというとがっかり、 というか、すぐに買うほどの話でもなかったというどこかホッした気持ちでした。

しかし、その後のネットでのあれやこれやの話や店頭で触ってみた感じから徐々に この波に乗ったほうがいいな、タイミングとしては今のうちに乗っておいた方がいい気がする、というように気持ちが変化してきた。 それに新製品発表後にトランプ氏がアメリカ大統領になったことも関係している。 中国での生産がなくなって、アップル製品が高くなるとか!まあ、そんなことは起きるわけないのかもしれないけど、どうせ買うならトランプ氏が大統領に就任する前に買っておくかと。

キーボードが MacBook と同じ系統「バタフライ構造キーボード」の二代目というのが、気になっていた。 てっきり Magic Keyboard と同じものを出してくれると思ってたのに。 それで、店頭に二度ほど足を運んで確認してきたけど自分としては問題なさそう。 前の MacBook Pro のキーボードでもファーストインプレッションは良かったけど、実際に使ってみると関節が痛くなるという問題があったので、あれだが、そのへんは使い込んで見ないとわからない話だから。

個人的に一番どうでもよかったのが Touch Bar。 (そもそも vim を常用しているから ESC キーの問題あるし。) これって数年前に ThinkPad X1 Carbon で黒歴史になったのと同じようなものですよね? いわゆる Adaptiveキーボード と呼ばれていたもの。あれはリリース直後からかなり評判悪かった気がする。 New MacBook Pro の Touch Bar はすくなくとも日本語レビューでは「これが未来だ」的な記事が目立っていて、disっている記事が少ない感じがする。 Google の検索結果から判断しているだけだから、色眼鏡で世の中見ているだけなのかもしれないが。 あれ?なんかこれイジメ? Lenovo が出すとあれで、Apple が出すとみんな持ち上げる...みたいな。

ただ、cnet news とかではジョニー・アイブ氏のインタビューとやらで、2年前から研究していたとか、Touch Barははじまりにすぎない、って話なので、 今後、 Touch Bar 対応外付けキーボード( Magic Keyboard 2 とか!)がリリースされて、この世界が拡がっていくのかもしれません。 アプリの対応状況によっては必須の機能になるのかもしれません。

  • ターミナルで gradle ってタイプしてから タブを押すと、Touch Bar にタスクの一覧が出て そこから選ぶとか?

ほんとにアプリの対応次第だけど個人的には当面必要なさそう。

でも Touch Bar のことを考えないで新しい MacBook Pro を見てみると、これはまさにずっと欲しかった Retina 版 MacBook Air そのものな気がする。 Apple がこれを Air ではなく Pro の製品ラインにしたのは、もしそうしてしまうと、これ以上の機能や魅力をもった Pro を出さないといけないが、それはなかったからなのでしょうか。
そしてこれを MacBook Pro としたことで今後は Mac のノートは MacBook と MacBook Pro の2つになり、MacBook Air は整理されるのではないか。 となれば、いつまでも MacBook Air にしがみついていても仕方ない、この波に乗っておこう! というのが今の結論。