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InDesign , ExtendScript , Node.js , Markdown

電子書籍「Markdown to InDesign 開発入門」をリリース

先日、電子書籍「ExtendScript と Node.js による Markdown to InDesign 開発入門」をリリースしました。 Amazon の Kindle Unlimited の会員の方は無料で読めます。ExtendScript に関心がある方は是非ご覧ください。

ExtendScript と Node.js による Markdown to InDesign 開発入門

これは、 以前リリースした「Node.js による InDesign ExtendScript モダン開発入門」の続編です。

書籍中のソースコードはこちらの Github レポジトリにあります。

Markdown テキストから InDesign 文書へ変換といえば、一般的には pandoc を使って MarkdownをICMLに変換、 それを InDesign文書に配置する方法が知られていますが、この本では使用する方法は、それとは別です。

基本の流れは、対象となる Markdown テキストをパースしてドキュメントモデルを構築、 そのモデルを InDesign 文書へ変換していく、という手順です。 Markdownテキストを ExtendScript でパースするのは難しいので、その部分は、 commonmark.js を使っています。

本当は最初に出す本としてこの内容を考えていて、 実際に原稿を書きかけていたのですが、ExtendScriptを使った説明部分のコードが長くなりすぎて挫折した、 という経緯があります。 この問題を解決するために、Node.js,webpack,Babel そして Underscore.js の力を借りて 現代的なJavaScriptを使って記述するようにしました。 その結果、なんとか電子書籍で説明できるくらいにコードを短くすることができたと思います。

「Markdown to InDesign 開発入門」内容紹介

【対象読者】

JavaScript の知識があることを前提にしています。 スクリプトの実行は Visual Studio Code、その他の操作はターミナルを使用したコマンドラインインタフェースで説明します。 ターミナルは、macOS では標準アプリの「ターミナル」、Windows 11 では「WSL(Ubuntu)」を使うことを前提とします。

【概要】

【補足】

本書は全体を通じて、Node.js を使って ExtendScript を生成する手法を使用します。 この手法の詳細については前著「Node.js による InDesign ExtendScript モダン開発入門」をご覧ください。

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