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ブログの整理をしていて気づいたこと 内容が形式に従う話

ここ3年くらいの間に書いたブログを整理した。 それは、そのとき書きたいことを書いているのでテーマもばらばらだし、分量もまちまち。書きたい内容に合わせて、いくつかの異なるブログ構築ツールを使っていたり、とにかく混沌とした状態だった。 最近は書きたい内容だけでなく、何を書くべきか、この内容は書いても役に立ちそうもないなとか、そいうことを考えるようになった。そういうふうに書きたいことをただ書く、というところから少し離れるとネット上での他の人のブログなどを見てこれはいいね、このスタイルは好きだ、とかそういうのがだんだん出てくるようになった。

ブログのスタイルがこうしたい、こう見せていきたいとなったときに、逆にこのスタイルの中にこのエントリは入れられないとか、そういうことが出てきた。分量が長すぎるとかコードが多すぎるとか、内容的に違うとか。

Form Follows Function 形式は機能に従う

Form Follows Function (Wikipedia) というけれど、逆に 機能が形式に従う Function Follows Form なのだと。 つまり、ここでは Function が ブログの内容で, Form がブログのスタイルにあたる。スタイルがきまることで逆にブログの内容が既定されるということ。

そう考えていくとウェブというのはスタイルによってそこでやりとりされる情報が既定されてもいるんだと気づいた。 最近ではアクセスの多くがスマートフォンということになると、一つのエントリーの分量がPC向けの場合より短くなるとか。

WiredVision の記事を読んでいたら、紙の本にするには短すぎてウェブに載せるには長すぎる記事が epub で流通している、というような話があった。

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